↓ブン、夏の装い
どんどん気温があがってきますね、浜田です。今年はゲリラ豪雨とか
大丈夫でしょうか(^^;)
今回は行商組合のことについて。もとネタは「fallout3」というゲームの
中の、危険な荒野を物資をもって移動してるキャラバンです。
あのゲームの舞台は核が落ちた後のアメリカで、放射能汚染された
大地になじんだ暴漢とかが、お外をうろうろしてる危険地帯なので
こうしたキャラバンが各地を回ってるわけですね。
=============================
さて、ショーガクセーオブザデッド!の世界の行商組合。
こちらは主に中学生と高校生で結成され、組合人数はおよそ1000人。
大型ショッピングモールの跡地を本部兼、要塞にしています。
この世界の貨幣であるトレーディングカードゲームのカードで
取引したり、あるいは危険地帯から回収してきたものを集積して、
分解修理したり、綺麗にふいたものなどを、各地をまわって売っています。
★結成のいきさつ★
Xデーとなった2016年のクリスマス。子供達が最初のショックから
立ち直りかけてきたのは年が明けたころでした。
活ける屍になった大人は、子供も食いますが、普通の食料品も食います。
子供達がまず悩まされたのは食料でした。
当時は学区ごとに行動範囲が分かれていることもなかったので、めいめいが
食べられるものをさがして歩き回ります。
とうぜん喧嘩が起こります。大人が昼間に行動しないことがわかると、喧嘩は
だんだんエスカレート、ついには子供達同士で戦争をはじめました。
この段階では、不良グループや悪の限りをつくす子供の優位な時期でした。
力こそ正義だったのはおよそ2ヶ月あまり。
自由に対するコストの問題
他の子供を牛耳りたがる子供にかかるコストが問題になってきました。
新たな生産ができない状態におかれた状況で、好き勝手をやることへの意味が
だんだん失われていきます。
長年の慣習に慣れて、頭の固い人々がいなくなったことも大多数の子供に幸いしました。
わがままを言う子供を、辛抱強く我慢できる子が無視しはじめます。
適者生存がはじまったのです。
高校生、中学生達の生き残りによる、各グループへの交渉もあり、分裂から団結の
時期に入りました。Xデーから4ヶ月後のことです。
=====================================
春になり、ものが腐りやすくなってきてからは、さらに奪い合いは減りました。
子供もだいぶ減ってきています。
もう同士討ちをやっている場合ではありません。
近隣のグループリーダーがあつまり、喧嘩をせず食料を分配しあい、さらには
情報交換、いざと言うときの連携などを確約した連盟が作られます。
また、無用なトラブルをさけるため学区による立ち入り制限もこの時もうけました。
(アラタ出席。この時の確約のため、大人マップ作りをしていた)
集積センターとして、一つのグループがものを独占しておくのは良くないということで
各地の子供が混成する、第三者的なグループを新たにつくりました。
この第三者グループだけが特例として、学区内に何日でも滞在できるようにしたのです。
行商組合の誕生です。
こうして子供達の戦争は終わり、多人数が協力できるようになったため、農作物の生産
などが各地ではじまりました。
戦う子供と、生産、管理する子供が分かれ始めたため、効率的に大人の襲撃を防げる
ようになったのです。
===================================
次回は、この世界における通貨、トレカの存在と、その遊び方など。
大丈夫でしょうか(^^;)
今回は行商組合のことについて。もとネタは「fallout3」というゲームの
中の、危険な荒野を物資をもって移動してるキャラバンです。
あのゲームの舞台は核が落ちた後のアメリカで、放射能汚染された
大地になじんだ暴漢とかが、お外をうろうろしてる危険地帯なので
こうしたキャラバンが各地を回ってるわけですね。
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さて、ショーガクセーオブザデッド!の世界の行商組合。
こちらは主に中学生と高校生で結成され、組合人数はおよそ1000人。
大型ショッピングモールの跡地を本部兼、要塞にしています。
この世界の貨幣であるトレーディングカードゲームのカードで
取引したり、あるいは危険地帯から回収してきたものを集積して、
分解修理したり、綺麗にふいたものなどを、各地をまわって売っています。
★結成のいきさつ★
Xデーとなった2016年のクリスマス。子供達が最初のショックから
立ち直りかけてきたのは年が明けたころでした。
活ける屍になった大人は、子供も食いますが、普通の食料品も食います。
子供達がまず悩まされたのは食料でした。
当時は学区ごとに行動範囲が分かれていることもなかったので、めいめいが
食べられるものをさがして歩き回ります。
とうぜん喧嘩が起こります。大人が昼間に行動しないことがわかると、喧嘩は
だんだんエスカレート、ついには子供達同士で戦争をはじめました。
この段階では、不良グループや悪の限りをつくす子供の優位な時期でした。
力こそ正義だったのはおよそ2ヶ月あまり。
自由に対するコストの問題
他の子供を牛耳りたがる子供にかかるコストが問題になってきました。
新たな生産ができない状態におかれた状況で、好き勝手をやることへの意味が
だんだん失われていきます。
長年の慣習に慣れて、頭の固い人々がいなくなったことも大多数の子供に幸いしました。
わがままを言う子供を、辛抱強く我慢できる子が無視しはじめます。
適者生存がはじまったのです。
高校生、中学生達の生き残りによる、各グループへの交渉もあり、分裂から団結の
時期に入りました。Xデーから4ヶ月後のことです。
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春になり、ものが腐りやすくなってきてからは、さらに奪い合いは減りました。
子供もだいぶ減ってきています。
もう同士討ちをやっている場合ではありません。
近隣のグループリーダーがあつまり、喧嘩をせず食料を分配しあい、さらには
情報交換、いざと言うときの連携などを確約した連盟が作られます。
また、無用なトラブルをさけるため学区による立ち入り制限もこの時もうけました。
(アラタ出席。この時の確約のため、大人マップ作りをしていた)
集積センターとして、一つのグループがものを独占しておくのは良くないということで
各地の子供が混成する、第三者的なグループを新たにつくりました。
この第三者グループだけが特例として、学区内に何日でも滞在できるようにしたのです。
行商組合の誕生です。
こうして子供達の戦争は終わり、多人数が協力できるようになったため、農作物の生産
などが各地ではじまりました。
戦う子供と、生産、管理する子供が分かれ始めたため、効率的に大人の襲撃を防げる
ようになったのです。
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次回は、この世界における通貨、トレカの存在と、その遊び方など。